2013年8月14日水曜日

8月13日 ペルセウス座流星群観察会 極大日以上に4日目は最高でした!

いつも、ブログをご覧いただきまして、ありがとうございます。

ペルセウス座流星群観察会の期間中、おおむね、お天気は晴れているのが、何よりです。
多くのお客様にお越し頂き、楽しんでお帰り頂いているものと思っております。

8月12日の夜に、ペルセウス座流星群が極大を迎えるという報道の中、私共のHPアクセスが急増していた為、正直申し上げまして、戦々恐々と迎えた8月12日でした。

それなりに、流れ星は、たくさん流れていましたし、明るい流れ星による歓声も、多数湧き上がりました。

観察会そのものは、大きな問題もなく、無事に成功を収めましたが、
どう見ても、本当に8月13日の3時頃に極大を迎えていたとは思えませんでした。
我々が見ていた限り、8月13日の明け方よりも、
8月13日の深夜から、8月14日の明け方にかけての方が、流星の数は、多かったとしか思えません。

昨晩は、この夏一番の快晴で、星空観察会も含めて、ペルセウス座流星群観察会も、一番見ごたえのある一晩となりました。

伝統的七夕であった8月13日(旧暦7月7日)は、ほぼ半月。地球照も良く見えて、北アルプスの稜線に隠れていくお月様は、非常に印象的な姿を、我々の心に残してくれました。
同時に見えていたのが、土星です。土星の環、とてもきれいに見えていました。
ダイヤモンドの輝きを見せていた 織姫星。
サファイヤとトパーズの輝きで、夏の宝石、アルビレオ。
織姫様の結婚指輪のリング状星雲(M57)。
別名がレインボースターと称する、ぎょしゃ座のカペラ。
球状星団のM13、亜鈴状星雲(M27)、アンドロメダ銀河(M31)に、二重星団(h&χ)、ET星団(NGC457)、コートハンガー(CR399)、干潟星雲(M8)、オリオン大星雲(M42)。
木星の縞模様も良く見えましたし、衛星も見られました。
火星の赤い輝きも見られました。

星座のご案内も、数多く行いましたね。
北斗七星やカシオペア座から見つける 北極星 の、圧倒的に簡単な探し方。
織姫星と彦星を、どこにいても、圧倒的に簡単に探し出せる方法。
天の川を、簡単に特定できる方法 もお話しました。
双眼鏡で見た 天の川 の星の多さは、圧倒的でした。
春の大曲線から、うしかい座のアークトゥールス。
てんびん座、さそり座、いて座の南斗六星、へびつかい座、やぎ座、みずがめ座、うお座、おひつじ座、おうし座、ふたご座、りゅう座、かんむり座、ヘルクレス座、いるか座、や座、ケフェウス座、アンドロメダ座、ペルセウス座、くじら座、きりん座、オリオン座。
他にも見えたかな?あとは、忘れているものもあるかもしれません。
とにかく、全ての星座を見ることが出来る、すばらしい空の下で観察会を行うことが出来たのは、非常に楽しかったです。

ペルセウス座流星群観察会は、あと2晩残っています。
8月14日の深夜と、8月15日の深夜です。
ペルセウス座流星群は、まだ続いています。
ぜひ、痺れるような天の川と共に、流れ星を見に来ませんか?

        星空案内のアステリズム  代表  渡辺 康充(とめ)

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